2014-15 UCIトラック・ワールドカップ 第2戦

(1月8日 21:00〜21:50 / NHK-BS1)

舞台は英国・ロンドン。ロンドン五輪(2012年)の競技場です。(木製・250mオーバル)
現地時間で12月5〜7日に開催。


昨年夏より、既にリオ・デ・ジャネイロ五輪(2016年)の予選が始まっているそうです。早いですね〜♪
今シーズンと来シーズンのワールドカップシリーズ、2015・16年の世界選手権、そして期間内の各大陸選手権(2回)が基準となるそうです。



日本からは日本チームと、JPC(UCI情報によれば「日本・プロフェッショナル・サイクリング協会」)というチームが出場。
両チーム合計で15人前後でした。


チームスプリントは男子22位(最下位)、JPCが17位。そして、女子14位(JPC、22チーム中)。
トップ4しかメダル決定戦に出られないので、予選で終了です。
(男子はドイツ、女子は中国が優勝)


残念な事に、男子のナショナルチームは、1周目のフィニッシュラインを越える前に、前走者の後輪(最後尾)を次走者の前輪(最先端)が先行。降格処分となってしまったそうです。
(今回指摘されるまで、私は気付いてなかったルールですが、よく考えれば当たり前と言える)
そのミスが無ければ10位前後には来ていたので、五輪に向けて、少しはポイントが稼げたかもしれない。後々まで響かなければ良いのですが…。



男子スプリントは3選手が出場。その内、中川選手が予選6位で決勝トーナメント進出。(予選24位以内は決勝トーナメント進出)
しかし、決勝Tでは2回戦敗退、最終順位は10位でした。


男子ケイリンは渡邊選手が久々の決勝進出を果たす。
準決勝のレース展開が上手かったですが、決勝はそこまで上手く立ち回れませんでした。総合5位。
もう少し粘れば、表彰台も狙えたかもしれませんね。
また、JPCの脇本選手が準決勝敗退(渡邊選手と同組だった)。
順位決定戦(7-12位)に回るも、こちらで6着で終わり、総合12位でした。

ドイツや英国、オセアニア勢はいつもの事なのですが、南米勢の躍進も見られた感じ。
女子はアジアの勢いがありますね。そこに日本が入れないのは、残念だなぁ。



以下、自転車連盟のサイトとUCIさんから。(レポート)

12月5日

・男子チームスプリント 予選
 1 ドイツ 43"700
 2 豪国   43"832
 3 NZ     43"839
17 JPC    45"686
和田、河端、脇本
22 日本   44"762 (降格)
雨谷、渡邉、中川

・男子チームスプリント 決勝
 1 ドイツ 43"665
 2 豪国   44"113
 3 NZ     43"713
17 JPC    45"686 (予選タイム)
22 日本   44"762 (降格 / 予選タイム)
(出場22チーム)


・男子チームパーシュート 予選
 1 豪国       4'00"577
 2 英国       4'02"373
 3 デンマーク 4'02"428
20 日本       4'16"449
窪木、原田、一丸、倉林

・男子チームパーシュート 決勝
 1 英国       4'01"151
 2 NZ         4'05"463
 3 デンマーク 4'02"248
20 日本       4'16"449 (予選タイム)
(出場22チーム)


・男子ポイントレース
 1 E.Teruel Rovira (スペイン) 43
 2 K.De Ketele (ベルギー) 34
 3 E.Sepulveda (アルゼンチン) 31
 4 倉林巧和 (日体大・大学院) 30
17 原田裕成 (鹿屋体大) -14
(参加24名 : 完走19名)


・女子チームスプリント 予選
 1 中国   32"956
 2 ドイツ 33"022
 3 豪国   33"130
14 JPC    35"074
前田、石井

・女子チームスプリント 決勝
 1 中国   33"010
 2 ドイツ 33"024
 3 ロシア 33"429
14 JPC    35"074 (予選タイム)
(出場22チーム)


・女子チームパーシュート 予選
 1 英国   4'23"406
 2 豪国   4'23"498
 3 カナダ 4'28"208
15 日本   4'43"960
塚越、加瀬、小島、中村

・女子チームパーシュート 決勝
 1 英国   4'22"194
 2 豪国   4'24"335
 3 カナダ 4'24"188
15 日本   4'43"960 (予選タイム)
(出場19チーム)


・女子スクラッチ
 1 J-M.Salcedo Zambrano (コロンビア)
 2 L.Stephens (米国)
 3 K.Pawlowska (ポーランド)
14 小島蓉子 (日体大・大学院)
 - 中村妃智 (日体大) DNF
(参加24名 : 完走22名)


12月6日

・男子ケイリン
 1 S.Botticher (独)
 2 F-H.Puerta Zapata (コロンビア)
 3 C.Volikakis (ギリシャ)
 5 渡邉一成 (日本) ※1回戦 6着/6、敗者復活戦 1着/5、準決勝 2着/6、決勝 5着/6
12 脇本雄太 (JPC)  ※1回戦 6着/6、敗者復活戦 1着/4、準決勝 6着/6、順位決定戦 6着/6
(参加32名)


・男子マディソン
1 英国1 (M.Christian / O.Doull)
2 NZ (P.Bulling / W.Gough)
3 ドイツ (H.Bommel / T.Reinhardt)
(出場18チーム)


・男子オムニウム (スクラッチ)
 1 B.Lea (米国)
 2 K-L.Cheung (香港)
 3 J.Dibben (英国)
17 窪木一茂 (日本)

・男子オムニウム (個人パーシュート)
 1 F.Gaviria Rendon (コロンビア) 4'21"998
 2 B.Lea (米国) 4'26"082
 3 G.Monteiro (ブラジル) 4'27"782
18 窪木一茂 (日本) 4'39"600

・男子オムニウム (エリミネーション)
 1 T.Veldt (オランダ)
 2 T.Boudat (EUC/仏)
 3 F.Gaviria Rendon (コロンビア)
16 窪木一茂 (日本) ※現在総合18位


・女子スプリント
 1 K.Vogel (独)
 2 A.Voinova (露)
 3 E.Ligtlee (オランダ)
 - - 以下、予選落ち - -
29 前田佳代乃 (JPC) 11"710
34 石井貴子 (JPC) 11"895
(参加40名)


・女子ポイントレース
 1 A.Cure (豪) 34
 2 J.Glaesser (カナダ) 33
 3 E.Barker (英国) 27
21 小島蓉子 (日体大・大学院) 0
(参加24名 : 完走23名)


・女子オムニウム (スクラッチ)
 1 L.Trott (英国)
 2 K.Wild (オランダ)
 3 A.Didieriksen (デンマーク)
11 塚越さくら (鹿屋体大・大学院)

・女子オムニウム (個人パーシュート)
 1 L.Trott (英国) 3'36"896
 2 K.Wild (オランダ) 3'37"107
 3 J.Valente (米国) 3'37"417
19 塚越さくら (鹿屋体大・大学院) 3'50"781

・女子オムニウム (エリミネーション)
 1 K.Wild (オランダ)
 2 L.Trott (英国)
 3 J.d'Hoore (ベルギー)
18 塚越さくら (鹿屋体大・大学院) ※現在総合17位


12月7日

・男子オムニウム (1kmタイムトライアル)
 1 S.Law (豪) 1'03"513
 2 F.Gaviria Rendon (コロンビア) 1'03"583
 3 B.Lea (米国) 1'04"084
16 窪木一茂 (日本) 1'06"919

・男子オムニウム (フライングラップ)
 1 S.Law (豪) 13"186
 2 F.Gaviria Rendon (コロンビア) 13"288
 3 T.Veldt (オランダ) 13"325
17 窪木一茂 (日本) 13"954

・男子オムニウム (ポイントレース/最終成績)
 1 F.Gaviria Rendon (コロンビア) 197
 2 S.Law (豪) 171
 3 B.Lea (米国) 164
20 窪木一茂 (日本) 48
(参加24名 : 完走23名)


・男子スプリント
 1 J.Hoogland (オランダ)
 2 F-H.Puerta Zapata (コロンビア)
 3 H.Canelon (ベネズエラ)
10 中川誠一郎 (日本) ※予選6位
 - - 以下、予選落ち - -
29 河端朋之 (JPC)  10"324
30 渡邉一成 (日本) 10"328
(参加41名)


・女子オムニウム (500mタイムトライアル)
 1 J.d'Hoore (ベルギー) 35"595
 2 M.Mejias Garcia (キューバ) 35"747
 3 L.Trott (英国) 35"918
13 塚越さくら (鹿屋体大・大学院) 37"126

・女子オムニウム (フライングラップ)
 1 J.d'Hoore (ベルギー) 14"364
 2 K.Wild (オランダ) 14"377
 3 J.Valente (米国) 14"423
15 塚越さくら (鹿屋体大・大学院) 15"094

・女子オムニウム (ポイントレース/最終成績)
 1 L.Trott (英国) 193
 2 J.d'Hoore (ベルギー) 181
 3 K.Wild (オランダ) 167
20 塚越さくら (鹿屋体大・大学院) 58
(参加23名 : 完走23名)


・女子ケイリン
 1 S.Guo (MSP/中国)
 2 K.Vogel (独)
 3 H.Lee (韓国)
19 加瀬加奈子 (日本) ※1回戦 4着/4、敗者復活戦 3着/4
25 前田佳代乃 (JPC)  ※1回戦 3着/5、敗者復活戦 4着/4
(参加29名)