2017-18 UCIトラック・ワールドカップ 第4戦 (未完)

(1月21日 25:15〜26:05 / NHK-BS1)

舞台はチリ・サンティアゴ。(木製・250mオーバル)
現地時間で12月8〜10日に開催。調べたところ、2014年3月に完成したオーバルらしい。


日本からは日本チームと、JPC(UCI情報によれば「日本・プロフェッショナル・サイクリング協会」)、DSR(同「ドリーム・シーカー」)という3チームが出場。
総勢20名前後。



男子ケイリン。
日本から3選手が出場。


1回戦、上位2名が進出。脇本選手は1組1位も、残り2名は敗者復活戦へ。
敗者復活戦、上位3名が進出。深谷選手は1組4位で敗退。渡邉選手は2組2位となり、準決勝へ。


準決勝は、上位3名が決勝進出。
脇本選手は再び、1組1位で決勝へ。一方の渡邉選手は2組4着。
しかし、先行していた選手が走路妨害で降格となり、繰り上がりで決勝へ。


決勝。
脇本選手は準決勝後、コーチに「他人を見なくて良いから、自分のレースをしろ」と言われる。
彼はその通り、素晴らしいレースを見せてくれた。
上がりタイムは9秒9と、素晴らしいタイムで優勝を果たした。日本人として、十数年ぶりのケイリン優勝だそうです。
また、渡邉選手は5着となった。彼は怪我明けのレースだったのですね…。



団体パシュート。
まずは男子。今村・近谷・一丸・沢田の4名で挑む。
予選3位で突破し、1回戦は米国と対戦。
ここで、3分59秒071の日本新記録をマークし、米国に4.6秒差で勝利。
決勝では、NZに8.1秒差で敗れる(4分2秒740)が、銀メダルを獲得。


一方の女子。橋本・梶原・古山・中村・鈴木の5名で挑む。(4名 + 控え1名)
予選3位で突破し、1回戦はイタリアと対戦。しかし、4.5秒差で敗北(4分29秒303)。
3位決定戦へと回り、今度は中国と対戦。4.7秒差で勝利(4分28秒615)。銅メダルを獲得。



オムニアム。
まずは女子。前戦に引き続き、梶原選手が出場。
第1種目のスクラッチは軽めに入り、4位でスタート。
その後の2種目でそれぞれ1位となり、3種目を終えて暫定1位。
2位のウクライナ選手とは、僅か2p差。3位タイの2選手とは16p差。


ポイントレース。序盤から、上位ではないものの、彼女と近いポイント差の選手がスプリントで1位通過をし、梶原選手も動かなければいけない状況に。
スプリントで1位通過をしたり、上位陣に食い込んで、ポイント獲得に入る。
残り10周の第7スプリントで梶原選手が3位(2p)を獲得し、優勝確定。
最終的に、2位のイタリア選手とは、たった1p差での勝利となった。



最後に男子。橋本選手が出場。
彼は全3種目を2位通過とし、ポイントレースを前に暫定1位!
3位のウクライナ選手とは16p差と、少し離れているものの…2位の米国選手とは僅か2p差。とても際どい争い。


で、ポイントレースでその米国選手に上手くやられてしまい、最終結果は2位。優勝の米国選手とは、わずかに3p差でした。
私は、意外な順位に良い意味でビックリしたものの、解説の中野浩一さんは…彼の勝てるチャンスがあっただけに、厳しいコメントでした。

ちなみに、ワールドカップは全部で5戦あり(現在、最終戦ベラルーシが開催中)、2月末に行われるトラック世界選手権は、オランダ開催だそうです。


以下、自転車連盟のサイトとUCIさんから。(レポート)
…の予定。